Windows XPで使用していた、ASUSの組込みPC"T2"ですが、捨てるには惜しいのでUbuntuをインストールし活用することにしました。
搭載しているCPUはPentium4の3GHzで、2GByteのメモリを実装しています。
Ubuntuインストールにあたり、何かあったときにWindows XPも使えるように、ラトックシステム社のリムーバブルケースでHDDを入れ替えることで、どちらも使えるようにしました。
ASUSの組込みPC、T2。2段目の拡張ベイがカートリッジ式のリムーバブルハードディスク。

Ubuntuののインストールは14.04LTSで、Ubuntsuのサイトからダウンロードしたものを、DVDにイメージコピーしたものです。
インストールは画面に表示される指示に従い、問題ないように進み完了しました。
ところが、リブートしてUbuntuを起動すると、パスワードの入力までは出るのですが、画面左に表示されるはずのアイコンが表示されません。
パスワード入力画面

この画面で止まってしまう。

10分ほど経つと、エラーの表示が

再度インストールをしたり、メモリを挿しなおしたりしたのですが症状は変わらず、
最後に試したのが、拡張したグラフィックカードを抜いて、オンボードのグラフィックにしたところ、無事起動するようになりました。
取り外した、WinFastのPX7300

無事起動するようになりました。

その後、いろいろ調べたところ、このグラフィックカードを使うにはドライバを設定する必要があることがわかりました。
正常に起動しないのに、どうやってドライバを設定するかといえば、Ubuntuにもリカバリモードというのがあり、Shiftキーを押しながら起動すると、リカバリモードを選ぶことが出来ます。
リカバリモードの画面は、通常の画面とほとんど変わりないのですが、グラフィックカードを挿した状態でもこのモードでは起動できました。
システムの設定画面のソフトウエアとアップデートから、追加のドライバのタグを選択し追加ボタンをクリックすると、使用できるグラフィックドライバが表示され、プロブライタリ検証済を選択し変更の適用をクリックするとインストールされます。
ドライバの追加で、NVIDAのドライバが表示されます。

パスワードを入力します。

これで、無事にグラフィックカードを指した状態でも起動するようになり、画面の表示もいくらか速くなったような気がします。
ついでに、プリンタのドライバも追加しました。
これも意外と簡単でシステム設定からプリンタを選択し、追加ボタンをクリック、そのあとは必要なプリンタを選択するだけという感じです。
この状態で進みません。

ただここでまた問題発生!インストールの状態で固まってしまいました。

仕方ないので、プリンタのインストールを強制終了すると、プリンタのドライバはイ問題なくンストールされていました。
このPCの問題として、CPU-FANの音がうるさいのが気になります。
ということで、手持ちのFANと交換してみました。
カバーを外した状態で、中央にCPUがあります。(電源ユニットでほとんど隠れていますが)

CPU-FANを取り外した状態

右がもともと付いていたFANで、左が交換したColerMasterのFANで厚みのあるものになります。

FANを交換した状態

FANを交換した結果、格段に静かになりました。
Ubuntuの使い勝手ですが、Windows XPよりやや軽快な感じです。
Windowsで作成したWordとExcelの文書を開いてみましたが、問題なく開くことが出来ました。
まだ、使い方もよくわからないので、これからいろいろと試していく予定です。